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7万円台の椅子を買うのは、正直怖い。
「高いから良いはず」で買って後悔するのが一番もったいないし、かといって1万円台の椅子を3年で買い替え続けるのも馬鹿らしい。COFO Chair Pro 2 を検討しているということは、おそらくその中間の選択肢としてたどり着いたのだと思う。
この記事では、COFO Chair Pro 2 について公式スペックと仕様を徹底的に整理する。実際に座って試せていないため「使ってみた感触」は書けないが、その代わりスペック上で誤解されやすいポイント(ランバーサポートの可動方式など)を正確に整理し、「誰に向いてどんな人には向かないか」を率直に伝える。
本記事について
COFO Chair Pro 2 とは|どんな人に向いているか
結論から言うと、COFO Chair Pro 2 は「7〜8万円台でフルメッシュ・多機能調整・フットレスト付きをすべて揃えたい人」向けのオフィスチェアだ。
エルゴヒューマンやオカムラが15〜20万円以上という世界の中で、COFOは公式価格¥69,999という価格帯で3Dアームレスト・4段階リクライニング・前後スライド式ランバーサポート・フットレストという機能セットを揃えてきた。「価格と機能のバランスが良い」として2024〜2025年にかけて一定の支持を集めたモデルだ。
一方で「中国ブランドへの不安」「試座できる実店舗が少ない」「組み立てが重い」といった現実的なデメリットもある。それをひっくるめて判断できるよう、この記事では整理する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公式価格 | ¥69,999(税込・全3色共通) |
| Amazon実勢(White) | ¥72,849(2026-07-22時点・時期により変動) |
| カラー | ブラック(CC-200B)・ホワイト(CC-200W)・ライトグレー(CC-200G) |
| 保証 | お届け日から3年間 |
| 製造 | 中国(商品企画は日本) |
※価格は変動します。最新は各リンク先でご確認ください
COFO Chair Pro 2 のスペック詳細
基本寸法と座面
本体サイズは幅69cm × 奥行69cm × 高さ108〜128.5cm(誤差±1cm)。座面高さは45〜51cmの範囲で調整できる。
一般的なデスクチェアの座面高が42〜52cm程度を想定していることを考えると、標準的な日本人の体格(身長160〜180cm程度)に対応している範囲だと言える。
座面の奥行きは基準52cmで、前後4cmの調整が可能(50〜54cm)。体格や座り方に合わせて座面の有効奥行きを変えられる仕様だ。
ランバーサポート(前後スライド式・4段階)|★最重要
COFO Chair Pro 2 のランバーサポートについては、誤解されやすいポイントがあるので正確に書く。
ランバーサポート本体の動き方は「前後スライド式・4段階角度調節」だ。左右両手で上部を持って前後にスライドさせ、腰への当たり加減を4段階で調整する構造。「上下可動ランバー」ではない。
「背もたれを上下4段階で調節できる」機能は別にある。これは背もたれの位置を上下に動かすことで、ランバーサポートが体のどの高さに当たるかを変える仕組みだ。ランバーサポート本体の上下移動とは異なる。
スペック上の整理
3Dアームレスト
アームレストは3D対応で、内側35°・外側180°の可動域(合計最大215°)がある。上下昇降の調整範囲は10cm(64.5〜80.5cm)。パッドサイズは32.5×27cm。
「180°可動」とAmazon商品タイトルに書いてあるのは外方向のみの数値で、内外合計では215°になる。これを「どちらの方向に何度」かを把握した上で選ぶとよい。
リクライニング(4段階固定)
98°・108°・116°・127°の4段階固定式。無段階ではなく4つのロック位置から選ぶ仕様だ。最大127°はほぼ水平に近い傾きで、昼休みに仮眠を取るような使い方にも対応できる。
フットレスト
フットレストが付属している。素材はウレタンフォーム+アイアン。リクライニングと組み合わせて使うことで、足を伸ばした姿勢での休憩や作業切り替えに使える。
全面フルメッシュ
座面・背面ともにプロメッシュ素材。いわゆる「フルメッシュ」構造で、長時間着座時の蒸れを軽減しやすい設計だ。ただしメッシュの特性上、冬場は寒く感じやすい(後述)。
主要スペック一覧
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 全体寸法 | 幅69cm × 奥行69cm × 高さ108〜128.5cm(±1cm) |
| 座面高さ | 45〜51cm |
| 座面奥行き調整 | 50〜54cm(基準52cm・前後4cm) |
| アームレスト高さ | 64.5〜80.5cm(昇降10cm) |
| アームレスト可動域 | 内側35° / 外側180°(合計215°・3D) |
| ヘッドレスト | 幅38.5×高さ17.5cm(調整範囲5cm) |
| リクライニング | 98° / 108° / 116° / 127°(4段階固定) |
| ランバーサポート | 前後スライド・4段階角度調節 |
| 背もたれ | 上下4段階調節 |
| フットレスト | 付属(ウレタンフォーム+アイアン) |
| 重量 | 約22.63kg |
| 耐荷重 | 125kg |
| 座面素材 | プロメッシュ+PP |
| 脚 | アルミニウム合金+ABS |
| シリンダー | クラス4(最高位) |
| キャスター | PUキャスター 直径6cm |
| 保証 | お届け日から3年間 |

※価格は変動します。最新は各リンク先でご確認ください
COFO Chair Pro 2 のメリット
7万円台でフルメッシュ+多機能を揃えられる
フルメッシュ構造でここまで調整機能を詰め込んで7万円台というのは、スペック上は素直にコスパが良い。エルゴヒューマンやオカムラの同等機能帯は15〜20万円以上になることが多いため、「高性能チェアを試してみたいが20万円は出せない」という層には現実的な選択肢だ。
フットレスト付きは差別化になっている
この価格帯でフットレストが付属しているモデルは少ない。フットレストは「リクライニングを使う人」にとっては体の重さを分散させる効果がある。休憩用途を椅子の中に組み込みたい人には訴求力が高い仕様だ。
4段階リクライニングのバリエーション
98°から127°まで4段階の固定ポジションは、「作業姿勢」と「休憩姿勢」を明確に切り替えたい人に向いている。無段階ではないため「ちょうどいい微妙な角度」には合わせられないが、4段階固定はロックが安定しやすいメリットでもある。
シリンダーはクラス4(最高位)
ガスシリンダーがクラス4(JIS最高位)であることは、安全性・耐久性の観点で一定の安心感がある。安価な椅子では省略されがちなポイントだ。
3年保証
お届け日から3年間の保証がある。中国メーカーのチェアとしては保証期間が長い方で、購入後の安心感につながる。
COFO Chair Pro 2 のデメリット・注意点
組み立ては2人でやった方が安全
重量が約22.63kgある。オフィスチェアとしては重い部類で、1人での組み立ては腰・パーツへの負担が大きい。「1人で不可能」ではないが、特に背もたれ取り付けや脚の固定は2人いると作業が安定する。一人暮らしの場合は、宅配業者が来る日に合わせて手伝いを頼める状況を作るか、慎重に時間をかけて組み立てる覚悟が必要だ。
フルメッシュは冬に寒い
蒸れにくいフルメッシュは夏に強いが、冬は冷気が通りやすく寒く感じる人が多い。エアコンの設定や服装で対応できる人は問題ないが、「足元が寒い部屋で長時間作業する」環境では不快感が出やすい。座面にブランケットを敷く等の対策が必要になる場合がある。
試座できる実店舗が少ない
COFOチェアは主にオンライン販売が中心で、国内の家具店で実際に試座できる環境が整っていない。7万円台の椅子を「実物を見ずに買う」のはリスクとして認識しておくべきだ。体格や好みの硬さが合わなかった場合の返品・交換ポリシーは購入前に必ず確認してほしい。
リクライニングは4段階固定・無段階ではない
「自分が一番好きな角度に無段階で固定したい」という使い方はできない。4段階のロック位置から選ぶ仕様のため、98°と108°の「中間」は存在しない。これを不便と感じるかどうかは人によって大きく分かれる。
製造は中国・国内修理ネットワークは薄い
商品企画は日本だが製造は中国。オカムラやコクヨのように国内サービスネットワークが整っているわけではない。3年保証はあるが、保証期間外の修理対応やパーツ供給がどこまで続くかは不透明な部分がある。「購入から10年使い続けたい」という長期視点では、国内ブランドと比べるとリスクが高い。
COFO Chair ラインナップと Pro 2 の位置づけ
COFO Chair は現在4モデル展開している。
| モデル | 公式価格 | 特徴(スペック上) |
|---|---|---|
| COFO Chair Lite | ¥39,999 | エントリーモデル |
| COFO Chair Pro 2 | ¥69,999 | 本記事のメイン。3Dアーム・フットレスト・フルメッシュ |
| COFO Chair Premium | ¥79,999 | Pro 2 より1万円上 |
| COFO Chair Premium 2 | ¥99,999 | フラッグシップ |
Pro 2(¥69,999)と Premium(¥79,999)の1万円差については、執筆時点で詳細スペック差の比較情報が手元に十分ないため、購入前にCOFO公式サイトの各モデル比較ページで確認することをすすめる。
なお、旧モデル「COFO Chair Pro(初代)」はCOFO公式サイト・Amazonともに現在確認できない。Pro 2 を「前モデルからの進化版」として位置づけるなら、現行ラインナップとしてはこの4モデルで比較するのが正確だ。
他ブランドとの位置づけ比較
同じ価格帯でよく名前が挙がるのはエルゴヒューマン FIT2 だ。スペック差の詳細は個別記事に委ねるが、大まかな位置づけを整理する。
| モデル | 価格帯 | ランバー方式 | フットレスト | 製造・サポート |
|---|---|---|---|---|
| COFO Chair Pro 2 | 約7万円台 | 前後スライド式(4段階) | 付属 | 中国製・3年保証 |
| エルゴヒューマン FIT2 | ¥108,596 | 独立式ランバー | なし | マルコム・スタンレー |
| オカムラ シルフィー | 約8〜10万円台 | ハイバック・可動ランバー(グレード選択式) | オプション | 国内大手・国内サポート |
エルゴヒューマン FIT2 の詳細スペックは別記事で整理している。COFOと同価格帯で比較したい場合はそちらも参照してほしい。
あわせて読みたい
エルゴヒューマン FIT2 詳細レビューはこちら
COFO Chair Pro 2 と同価格帯で比較されることが多いエルゴヒューマン FIT2 の仕様・メリデメを個別にまとめました。
エルゴヒューマン全モデルの違いを把握したい場合はこちらも参考になる。
COFO Chair Pro 2 はこんな人に向く・向かない
向いている人
- 予算7〜8万円台で、フルメッシュ・多機能調整・フットレストをセットで揃えたい
- リクライニングをよく使い、作業姿勢と休憩姿勢を椅子の中で切り替えたい
- ハーマンミラーやエルゴヒューマンの20万円超は手が届かないが、1〜2万円台の椅子では腰や体に限界を感じている
- 3年保証があれば中国製でも許容できる
- 身長160〜180cm前後で、座面高45〜51cmに対応できる体格
向いていない人
- 国内メーカーの修理ネットワーク・長期パーツ供給を重視する
- 試座してから買いたい(実店舗で座れる環境が必要な場合)
- 1人で組み立てを完結させる必要があり、重量22.63kgを扱う体力・環境がない
- 冬場に寒い部屋でフルメッシュの冷えが気になる
- リクライニングは無段階調整でないと合わない
あわせて読みたい
高級オフィスチェア7選を横断比較
COFO・エルゴヒューマン・オカムラなど7〜20万円台のチェアをまとめて比較。どのブランドが自分に合うか判断したい場合はこちら。
価格・購入先について
購入先は主に3つ。
| 購入先 | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| COFO公式サイト | ¥69,999(税込) | 定価基準。ポイント還元なし |
| Amazon | 約7万円台(時期により変動) | White在庫確認済み。プライム対応・配送が安定 |
| 楽天市場 | ¥68,073〜¥79,999(店舗により差) | COFO公式楽天店あり。楽天ポイント還元狙いで有利な場合も |
高単価商品は楽天ポイントの還元率が高い時期(スーパーSALEやお買い物マラソン)に購入すると実質価格を下げられるケースがある。Amazonとどちらがお得かは時期によって変わるため、購入直前に両方確認するのが現実的だ。
なおAmazon公式ページには「¥39,999」の数字が一部表示されることがあるが、これはページ内の関連商品カルーセル(COFO Chair Lite など別モデル)の価格が混入したものだ。Pro 2 本体の価格ではないので混同しないよう注意してほしい。

カラー: ホワイト(主・在庫確認済み)
※価格は変動します。最新は各リンク先でご確認ください
カラー: ブラック(同型・カラー選択肢)
※価格は変動します。最新は各リンク先でご確認ください
よくある質問(FAQ)
COFO Chair Pro 2 はフットレストなしでも使えますか?
座面高さ45〜51cmは自分に合いますか?
ライトグレー(CC-200G)はAmazonで買えますか?
COFOとエルゴヒューマンどちらが良いですか?
まとめ|COFO Chair Pro 2 を買う前に確認すること
最後に3点だけ押さえておけば、後悔のリスクを下げられる。
- 価格を正確に把握する: 公式¥69,999・Amazon実勢¥7万円台が正しい価格。ページ内に「¥39,999」の数字が見えても、それはカルーセル内の別モデル(Lite)の価格混入なので無視してよい。
- ランバーサポートの動きを理解する: 前後スライド式4段階で、「上下可動ランバー」ではない。背もたれの上下調整と混同しないこと。
- 組み立て環境を確認する: 約22.63kgあるため、できれば2人で組み立てる環境を準備する。
7万円台の椅子は失敗すると痛い。スペック上は十分な機能量を持つモデルだが、「中国製への許容度」「試座なしで買う覚悟」「組み立て環境」の3つが自分の状況に合うかを確かめてから注文してほしい。